
でも学校生活があまりうまくいかず休むことが多かったので、勉強は二の次になりました。
では、淡々と書いていきます。
4月
小学生になって遊び先も広がり、どこで遊ぶかも、読み聞かせ絵本選び並みに気を配るようになりました。これが楽しいのなんのって。
息子の好みに合わせて選んだ遊び先で、息子が楽しんでいる様子を見ると本当にうれしい気持ちになりました。
気を付けていたことは、焦らないことです。ここでいう「焦る」は「うちの子だからこのレベルはできるに違いない!もう基礎はわかってるでしょ。」と思いこみハイレベルなこと(対象年齢より上のこと)をさせることです。
私は焦った時期があったのですが、基本が何より大事ですし、焦ると結局、機会損失につながるということを学びました。基本8割応用2割だと思っています。
テレビに取り上げられるレベルのギフテッドでない限りは普通の子だと思うので、一般的な基準に合わせて物事を体験させることが重要です。
体験
- レンタル畑
植物や野菜が育つ過程を見せたかったし、今まで見てきて息子が好きに違いないと思ったので、4月からですが畑を一年契約しました。
結果として、私が性格的に畑のお世話が無理過ぎて1年でギブアップしましたが、息子が畑作業が大好きで楽しんで参加していました。
私は、計画を立てることは大好きですが、自分が実際に何かを経験しまくるのはとても苦手なタイプでした。泣
- 埼玉県見沼区の農業体験
さいたま市管轄の、超格安の農業体験がいくつかあり、申し込んで参加しました。
これがもう素晴らしいんです!参加者の居住地域も問わないし、申し込まない手はありません。
(たぶん)地元のじいちゃんばあちゃんが管理していて、野菜の育成や稲作を体験できます。
汚れまくるし奇麗に整備された場所ではないですが、それが良いんです。
トイレはキレイではないところが多いと思いますが、それさえ我慢できれば素晴らしい経験ができます。
こういうことは教科書でまなぶよりも体験がベストだと思います。おすすめです。

勉強
この時期は、不登校にならないか気が気じゃなかったので、宿題だけすることにして、勉強は特にしませんでした。
それに漢字の宿題を全力で泣いて拒否するので、勉強する余裕なんてありませんでした。
この様子を見て、この先、家庭学習なんてできないんじゃないかと思うようになりました。
「絶対に漢字の宿題をやらない!!」
と言って、宿題を持っていかない日もありました。
5月
体験
- 北本自然観察公園
毎回とても質の高い体験イベントを開催しています。
未就学児以上が参加できるものが多く、居住地域の制限はありません。
我が家はお茶づくりなどに参加しました。参加は、抽選だったり先着順だったりします。
夏休みのイベントは争奪戦です。夏は自由に蛍を見ることができる貴重な場所です。
- 埼玉県立武道館
一般開放は基本的にはしていませんが、毎年5月に一度だけ、誰でも武道を体験できるイベントがあります。
この時に弓道の体験をしました。ほかにもいろいろな武道を見ることができます。
令和7年は改修工事で開催されないと思います。(要確認)
精神と肉体の朗報を鍛えてほしくて武道に興味を持つことを期待していましたが、まったく興味が無いようでした。
勉強
宿題のみ。でも、漢字の宿題が嫌すぎて大泣きで拒否。
こんなに量が少ないのに!?と驚きながら、毎日頑張ってやらせました。
何回「宿題やりな」と言ったかわかりません。漢字の宿題が嫌みたいで、毎日泣きながらやってました...。
- 論理的に書ける三文作文練習帳
学校の宿題の作文対策に購入。
数ある作文問題集の中で、最も簡単な問題集です。作文の書き方を、ここまで簡単に説明できることに正直驚きました。
しかし、息子は文章作成が得意ではないようなので、これをもってしても、すらすらと書けないようでした。
これできないって、この先の記述問題全がく解けないんじゃない?と思いました。
でも、全然難しくないので、普通に読んでいけば普通の子は普通にできると思います...。
→以下、小3の夏に追記
結局、言語系の能力が伸びるのを待っていたらこんな時期になってしまいました。
文章読解の問題集は1冊も買っていないので、ここまでで読解問題は一問も自宅で解いてません。
6月
体験
- 浄水場の見学
地元の浄水場の見学デーにちょっと寄ってみました。特に可もなく不可もなく。面白くはないけど、すごくつまらないわけでもない。笑
浄水場見学は夏休みに行われることが多いので、地元の浄水場を調べてみると良いです。
- プラモデルを作るイベント
息子はモノ作りが好きなので、好きかはわからないけど、もしかしたらと思ってイベントに参加してみました。
その後、はまりにはまって1年間ほどたくさんガンプラを買うことになりました。
しかし、これで説明書を一人で読んで理解して作業を進めるということがそこそこできるようになりました。
几帳面ではないので、結構読み飛ばして失敗もしていました...。笑
- さくらんぼの収穫体験(こまき園)
さくらんぼの収穫に初めて行きました。ものすっごく美味しかったです。
料金は高いのですが、なかなかできない体験ですし、お金の価値はあると思いました。
- 埼玉県の見沼区農業体験
年間通しての稲作体験の一環です。人生初の田植え体験。暑い日で熱中症にならないかヒヤヒヤしました。
終わった後は手押し井戸のポンプで足を洗います。そのあとは川で生き物探ししたりして自由に帰ります。
勉強
漢字の宿題を怒りながらも終わらすことができるようになったので、家での勉強も開始しました。
なぜか、私とやる家での勉強は全く嫌ではないということでした。
息子がやりやすいように、なるべく負担が少ないように工夫しているのでホッとしましたし、直接本人の口から聞くことができてうれしかったです。
ただ、私も子供のころは親に大事にされたいがために無理して「勉強が好き」みたいなこと言っていたので(本来は全く勤勉ではないのに)、そこらへんは気を付けてみておこうと思います。
鵜呑みにして、気が付けないまま負担を大きくしていくと、取り返しがつかないことになります。
- きらめき算数能2冊(~3月末)
見開き2ページが大問1つという構成のため時間がかかります。なので主に土日に取り組みました。
ただ、パズルっぽくて面白いです。
7月
体験
- 動物カフェ
息子は体験は大好きなものの、水族館と動物園には、つまらないからと絶対に行こうとしません。
動物に関する本を読んでいても、実物を見ないと大きさなどがわからないので危機を感じ、動物カフェに行くことにしました。
動物カフェは、触れるし餌をあげたりできるので楽しんでいてホッとしました。
- レゴプログラミングの体験教室
2人1組となりレゴプログラミングを作り、最後発表するという流れの教室があり、体験教室に参加しました。
先生も講座内容もとっても良かったし、プレゼンが上手くなってほしかったので私は通ってほしかったのですが、発表は絶対嫌だと言って却下されました...。
勉強
・漢字の宿題は慣れてきたとのことで、特に何も言わずさっと終わらせるようになりました。嬉しすぎです。ここまでとても長く感じました...。
・生き物に関する興味が薄い代わりに、工学系に興味を持っているようです。
自分からは生き物に関する本は読まないので、知識に偏りが出ていていると感じました。
そこで、工学系の絵本は文章長め、生き物系の絵本は3分で読み終わる「かがくのとも」を中心に読み聞かせました。
興味がないことを延々と聞かされると、読み聞かせ自体も嫌いになるかなと思ったので。
8月
体験
- オンラインイベントに参加
オンラインで行われる、モーターでロボットを作るイベントに参加しました。
楽しそうでしたが、最後に自分の作った作品を発表する機会があり、それが嫌だということで次回は無しということになりました。
確かに、私も30歳ころまでは、自己紹介など人前での発表はものすっごく苦手で、前日眠れなかったり食事がのどを通らなかったりしたので気持ちはわかります。今でも好きではないです。
これは年月が解決するのを待つしかないと思っています。
こんな感じで、発表会がある習い事はことごとく却下となり、サッカーのみ続けています。(でも信じられないくらいゆるめ)
勉強
- 絵なぞぺ~
これは私一押しです。今後、大学受験に合わせてグラフの読み取り試験が大幅に増えるのでやるに越したことはないと思いますし、何より面白いです。
これは今までになかった新しい問題集?で、おすすめです。
- 【1周目】計算力が身につく「算数」ドリル 小学2年生
~1年生3月
1ページ分の問題量が少なく問題が簡単なものが多く、問題の感じが合うので続けることにしました。
ちなみに、時間の問題は息子には難しいらしいので全部飛ばして、半年後とかにやることにしました。
基本的に、ある程度説明しても難しくてよくわからないと言われた場合は潔く諦めて、3か月後や半年後にもう一度やってみることにしています。
【追記】小2の終わりでは、時間の問題は小2の問題も含めて全部理解できるようになっています。
【追記2】小3の夏に、日付をまたいだ時間の問題がよくわかっていないということが判明しました。何回か解かせたけど完全には理解できていない様子。
こちらは文章を書かせる問題が多く、息子にはまだできなかったので辞めました。
比較的、文章が得意な子向けだと思います。
9月
体験
- レンタル畑
畑になったものなどを収穫させてくれました。息子は畑作業が好きすぎて毎回大喜びでした。
自分のエリアでは大根などを育てたと思います。(私はもう辛すぎて記憶おぼろげ...)
勉強
二学期が始まると、漢字の宿題が再び始まり、また宿題を嫌がり始めました。
しばらくそれが続いた後、また宿題の量に慣れて問題なく着手するようになったので、それから家庭学習を始めました。
- Z会グレードアップ問題集 一年 算数
通販サイトの口コミを見ると良問ばかりとのことなので購入。
線分図を書くとよさそうな和差算問題が多かったです。たま~にパズルっぽい問題があり、それを楽しそうにやっていました。
1年生の終わりまでかけて終わらせたと思います。
- 陰山ドリル 漢字 2年
漢字は先取りするに限ると思っているので、息子が小学校と宿題に慣れてきたところで追加してみました。
一年で習う漢字が50の文章にまとめられています。50の文章を書けるようになれば良いと思うと、わかりやすいしやりやすいかなと思いました。
10月
体験
- レンタル畑
毎回それはそれは貴重な経験をするのですが、毎週畑に通うことが大変に思えて、私は楽しめない状況になってきました...。
勉強
「Z会グレードアップ問題集 一年 算数」と「陰山ドリル 漢字 2年」に日々取り組んでいます。
今はこの二つですが、学校の宿題+家庭学習を毎日当たり前に行うことを目標に、息子に合う勉強法を模索しています。
絶対これというわけではありません。
11月
体験
- 和菓子作り
和菓子を作るイベントがあったので、参加しました。県や市のイベントは欠かさずチェックしています。
かなり良い体験が格安でできることが多いです。
その後は和菓子を色々買って食べてみたりして、今では和菓子屋さんで3時のおやつを買うことも定番になりました。
和菓子が何でできているとか、原材料について話したりしました。
勉強
- トップクラス問題集1年
国語と算数をやり始めましたが、なんか問題の感じが合わない?し、難しめなのでやめました。
特に国語は問題を解きましたが×がたくさんあってレベルが合っていないので、別の問題集に着手することにしました。
国語の問題集はいろいろ見たところ、まだ息子には早そうだったので、記述・読解はやらずに以下を行うことに切り替えました。
・漢字
・四字熟語
・ことざわ
・慣用句
12月
体験
- サーカス
コロナがやっとおさまり、サーカスがちらほら開催され始めたころに行きました。
サーカスは機会を逃すと一生見ないままの場合もあると思い、開催地を調べて行ってみました。
これがもう、本っ当にすごくて、最高の思い出になりました。笑いあり、最後は涙ありの感動のひと時でした。
- 川越グリーンツーリズム拠点施設のイベント
ここもとっても良い収穫体験などをよく開催しているので、頻繁にチェックしています。
ここは居住地制限なしで電話で先着順にて参加できます。
勉強
・ふくしま式「本当の国語力」が身に就く問題集
ちょっとやってみましたが、息子にはまだ早かったです。でもいずれ必ずやりたい問題集です。
文章系は、息子にとってかなり苦手な部類に入りそうです。
1月
体験
- 北本自然観察公園のイベント
木登りイベントに応募しました。今の時代、木登りは公園とかではできないと思っているので、貴重に感じました。
結果、このイベントで様々な木に登ることができました。
予想よりずっと高いところまで登ることができてハラハラしましたが、本人は夢中になって登っていました。
イベント日以外は木登りは禁止ということなので、やはり関東で木登りは難易度高いなと思いました。
勉強
- ひとりでとっくん39 線対象
息子は図形やパズルが好きなので、遊び感覚でできるかな~と思い買ってみました。
ミニドリルみたいな感じで楽しんでやっていました。
難しいところは残して、忘れたころにもう一度やってみたりして、時間をかけて終わらせました。
- ちびまるこちゃん ことざわかるた
息子は記憶力が普通より悪いようなので、かるたでは上手く遊べませんでした。
あまりウケなかったのもあり、お蔵入りになりました。
2月
体験
あまりお出かけしませんでした。
私の実家に帰ってこたつにはいったり、庭で土を掘って水を流して遊んだりしていました。
- 量り
お皿に物を載せるタイプの量りを購入し、料理を手伝ってもらうときに使い始めました。
料理がとても楽しいようで、ゆでたまごのから剥きなどを手伝ってくれます。
勉強
この時期になると、学校の宿題も家庭学習も嫌がらなくなってきました。
でも、毎日問題なく学校に行けることが、うちにとっては本当に難易度が高いという気持ちは消えませんでした。
毎日問題なく行けたら、宿題後に家庭学習もすぐにできるのに、と。
3月
主人がなぜか、息子が読むこと前提で「からくりサーカス」というマンガを全43巻購入しました。
それまでマンガは借りたことがなく、息子が相応の年齢になったら近くの図書館にあるマンガを借りようと計画していたので、主人に対し「勝手なことするなや」と思ってしまいました。
でも、友情とかまっすぐさを大事にするマンガということで、まぁいいかという感じです。
息子はしばらくはそのマンガばかりを10周くらい読みまくっていましたが、そのあとは普通に私が借りた図書館の本も読んでいました。
面白ければ、本でもマンガでも息子の中では同じカテゴリのようでホッとしました。
体験
- レンタル畑
退会しました。私の場合、野菜や植物に触れるのは単発のイベントが向いているので、そちらを活用することにしました。
勉強
この一年は幼稚園時代の不登校も若干ひきずったり、学校での人間関係をうまく築けなかったりして休んだりを繰り返していました。
外での生活が上手くいかないことが時々あったので、無理に勉強を毎日やらせていませんでした。ただ、宿題を文句言わずにできるようになったので、それは本当に良かったです。
たまたま良い先生に当たったからよかったものの、こんな状態いつまで続くんだろう、と思って過ごした一年でした。