なるべく客観的に、淡々と記録を書いていきます。
年少

幼稚園に入園するころには私は育児と仕事の両立ができなくなり、仕事を辞めます。
もし辞めていなかったとしても、息子が幼稚園に行けない日々が多く、どちらにしろ辞めることになっていたと思います。
年少の途中で海外転勤になり、英語を使う幼稚園に通うことになります。
勉強関連
- 絵本読み聞かせ
このころは夜も時間があったので、絵本の読み聞かせを毎日欠かさずしていました。息子はこの時間が大好きなようでした。
基本的には福音館の「かがくのとも」や、私が適当に選んだ物語絵本を、図書館で借りて読みました。
- 七田プリント
かずとちえをやっていました。AとBを終わらせました。
でも、同じ文字を何回も書くなどの単純な暗記を嫌がるので、B以降は七田は辞めました。
他の分野でも、嫌がり始めたら割とすぐに別のタイプの教材を用意していました。勉強は苦しみながらやるものではないと思っているので。
- アプリ
・Think!Think!(課金済1000円)という図形ゲームで遊んでいます。ものすごく良いです。
最終目的は、回転図形や立体切断などをイメージできるようになることです。
・Oxford Reading Club(課金済)というアプリと、それに即した絵本で、フォニックスに合わせて3語文くらいの英文を読んでいます。合計5分かからないくらいです。
よくある、週に1度の1時間の英会話教室などは、自分の経験から行かないと決めていました。
もともと日に5分かからない程度の量をこなすことで、あまり言語系が得意でなくても、十分に目標に達することができると踏んでいました。
- おもちゃ
おもちゃは、息子がどんなことに興味を持つのかを見極めるのにとても役立ちました。
明らかに興味がありそうなものを選び続けるというよりも、たまに全く異なるカテゴリのおもちゃを選んだりして、どんな反応をするか観察しました。
そのなかで、「くもん」のおもちゃは群を抜いて質が良かったです。
くもんは勉強系のおもちゃしかないと思っていましたが全然そんなことはありません。
年中

海外の幼稚園生活は、とても良い社会勉強にはなりましたが、あまりうまくいきませんでした。
日本でも海外でも登園渋りが多かったので、これはまずいことになるかもしれないと不安ななか過ごしていました。
勉強関連
- 絵本読み聞かせ
海外では日本の本が全くないので、アプリで絵本読み聞かせをしました。でも、アプリはおすすできません。
アプリは絵本の数はものすごく少ないうえに、素人の絵本がさりげなく混ざっています。
そのような本は、いくらレビューが高評価でも、読んだ瞬間に違和感があるのですぐにわかります。
やはり、日本でベストセラーになっているような名作にはかないません。労力がかかると思いますが、買うか図書館にある本を読むのが一番です。
- 七田プリント
息子に合っていないようでしたし、完全に辞めました。日本語関連の勉強は、絵本読み聞かせ以外はしませんでした。
- おもちゃ
海外ではおもちゃのレンタルはできないので、息子の好みのものを選んで少し買いました。
一番はまったのはKAPLA(1000ピース)とGRAVITRAXです。すごく良いおもちゃでおすすめです!
この2つに共通することは、3次元(高さがある)ものを作れるという点です。
パーツさえあれば無限に形作れること、正解の形が決まっていない点が良いです。この2つは本当に買ってよかったです。
- 英語
英語を使う日々だったので、Oxford Reading Club(課金済)のアプリと絵本を日に5分ほど聞いたり読んだりしていました。
聞き取りが問題なくできるので、息子が幼稚園で英語に困ったことは特にありませんでした(本人と先生から聞きました)。
帰国後は年齢的にすぐに忘れると思っていたので、英会話には力を入れませんでした。特に英語好きという子でもなかったので。
英会話は本人の意欲がかなり必要になってくるので、やりたければ中学らへんでやればいいかなと思っています。(てきとー)
- くもんの地図パズル
海外には、くもんの日本地図パズルと世界地図パズルを持っていきました。
おもちゃレンタルで、ありとあらゆるおもちゃで遊ぶのですが、その中でもはやり、くもんのおもちゃは最高です。
年長
説明は省きますが、帰国後とうとう息子が幼稚園に行けなくなり、ついに登校拒否になってしまい、これ以上ないほど悩みました。
このような話を言うと「無理やり行かせれば良いじゃん」と言われます。私も経験がないときはそう思っていました。
実際は、全力で暴れる6歳の男児を一人で抱えて、マンガのように電信柱にしがみついても引き離したりしながらこっちも全力で引っ張っていく。徒歩で5分の道のりを30分かけて会社に送れるかもと毎日怯えながら連れていく。
長くは続けられません。
勉強関連
- 絵本読み聞かせ
年長の一年間で読み聞かせた本を数えたら640冊でした。一か月だいたい50冊ちょっと、一週間だいたい15冊前後という計算になります。
私は読み聞かせることが大好きですが、この頃にはだんだん読む本もページ数が多くなり、1.5倍速くらいの速さで読む必要がでてきました。
ただ、それでも遅く感じるようで「忍たま乱太郎」などは一人で読むようになりました。
「かがくのもと」はこの時もずっと読んでいました。廃盤がほとんどですが、図書館においてあることが多いですし、良い本が多いです。
- アプリ
・Think!Think!は空間把握が得意になるように、コツコツ続けました。図形は受験に必須なので。
子のアプリの本バージョン「迷路なぞぺ~」もやりました。面白いですが、空間把握にはアプリの方がおすすめです。
・帰国後、Oxford ReadingTreeは目標のレベルまで到達できたので、息子に続けるかどうか聞いた結果、辞めることにしました。
そして、リスニング力だけキープしておけば良いと考え、もう少し私と息子にとって気楽に続けられる英語勉強法を考え始めました。
中学受験をする場合、英語を勉強している時間がないので、息子の場合は英文法は忘れると思いほぼやりませんでた。
また、大学受験ではリスニング力がかなり重要になってくるので、これだけキープすることを重要視しました。
- 問題集
幼稚園に毎日行けるようになった夏から、この2冊をやり始めました。難しいのは後回しして、8割くらい終わらせました。
★サピックスきらめきさんすうのう2冊
幼稚園時代 まとめ

転園先ではうまくいったものの、またいつ問題が発生するかわからず、不登校児になるのではとびくびくして過ごしていました。
小学校でも不登校になるかもしれないと思い、出席日数を重視する高校受験や公立中高一貫校受験は、自分の中で除外しました。
中学受験では出席日数が合否に関係ない場合が多いので、私立の中学受験を真剣に考え始めました。
けっこう親子でぼろぼろな感じでしたが、唯一の救いは、息子が単純暗記以外の能力が高めなことでした。
神経衰弱などの記憶ゲームは全然できないけれど、人の説明など、その人が話すスピードで理解するという能力が高めでした。
単純記憶はゲーム(脱出ゲームアプリなど)で遊びながら鍛えて、理解力について「読み聞かせ」や「体験遊び」などで伸ばしていこうと考えました。